こんにちは。山梨県甲斐市のフィットネスジム オレンジフィットネス オーナーの北村です。
「トレッドミルって筋トレの前にやるのが正解? それとも後?」——これ、初心者の方ほど迷います。
先に結論です。
“筋トレの質(重量・回数)を守りたいなら前は短く、脂肪燃焼や体力アップが目的なら後に入れる”。
つまり、トレッドミルは“気合い”で入れるのではなく、目的で配置します。
結論:迷ったらこのルールでOK
筋トレ前=「準備」/筋トレ後=「追加効果」
筋トレ前のトレッドミルは、目的はたった一つ。体を温めて、筋トレの出力を上げることです。
逆に、筋トレ後のトレッドミルは、脂肪燃焼・心肺機能・体力を上乗せする“追加効果”の位置づけです。
基本ルール(まずはここだけ覚える)
- 筋肥大・筋力アップ優先 → 前:短め/後:必要なら短〜中
- ダイエット・体力アップ優先 → 前:短め/後:中くらい
- 迷ったら → 前5分+後10分(軽め) が最も失敗しにくいです
目的別:トレッドミルを「前」に入れるべき人/「後」に入れるべき人
筋トレ前に向いている人(出力を上げたい)
次のどれかに当てはまるなら、前に少し入れる価値があります。
- 体が冷えていて、最初の1セット目が重い
- 肩や股関節が“硬い”というより、単に“動きが出ない”
- いきなり筋トレに入るとフォームが安定しない
この場合の前トレッドミルは、頑張る必要はありません。
**「息が少し上がる程度」**でOKです。汗だくになるまでやると、筋トレの出力を削ります。
筋トレ後に向いている人(脂肪燃焼・体力を取りに行きたい)
次のどれかが目的なら、トレッドミルは後が本命です。
- 体脂肪を落としたい(食事を大きく削らずに進めたい)
- 階段で息が上がる、体力を付けたい
- 週2〜3回しか来れないので、短時間で“まとめて取りたい”
筋トレ後は、筋肉に刺激が入った状態なので、ここで軽〜中強度の有酸素を足すと、習慣としても作りやすいです。
やり過ぎ注意:前に入れ過ぎると起きる“損”
前に長くやると、筋トレの質が落ちる
筋肥大・筋力アップを狙う場合、筋トレの質(重量・回数・フォーム)が最重要です。
前に長く歩きすぎると、脚の疲労が先に来て、レッグプレスなどのパフォーマンスが落ちやすい。
結果として、**「有酸素はやったのに筋トレは薄い」**という、もったいない配分になります。
前は“5〜8分で十分”が基本
特に下半身の日ほど、前を長くしないほうがうまくいきます。
前は短く・淡々と。これが鉄則です。
当ジムでのおすすめのやり方(30〜45分)
迷った人の標準(筋トレ優先+最低限の有酸素)
- 前:トレッドミル 5分(軽く息が上がる程度)
- 筋トレ:脚/背中/胸の“三本柱”から 30分
- 後:トレッドミル 10分(会話できる強度)
これ、いちばん続きやすく、結果も出やすい配分です。
脂肪燃焼寄り(ただし筋トレの質は守る)
- 前:トレッドミル 5分
- 筋トレ:全身 30分(やり切れる強度で)
- 後:トレッドミル 15〜20分(息は上がるが、潰れない強度)
ポイントは「後を増やす」のであって、「前を増やさない」ことです。
忙しい日の最小構成(20〜30分)
- 前:トレッドミル 3〜5分
- 筋トレ:レッグプレス/ラットプルダウン/チェストプレス 各2セット
(後のトレッドミルは省略してOK)
忙しい日は“全部やろう”としない。途切れない設計が勝ちます。
よくある質問
Q. ダイエット目的なら、筋トレ前に有酸素を長くやった方がいい?
A. 基本おすすめしません。先に疲れて筋トレが弱くなりがちです。
ダイエットでも筋トレは核なので、前は短く、後に回すほうが安定します。
Q. 筋トレ後に有酸素を入れると、筋肉が減りませんか?
A. やり過ぎなければ問題ありません。
目安は「ちゃんと歩ける」「翌日に疲労を引きずらない」範囲。
筋肉を守る鍵は、筋トレの質+たんぱく質です。
Q. トレッドミルだけの日を作ってもいい?
A. もちろんOKです。
ただ、ボディメイク(引き締め)目的なら、筋トレの頻度が落ちないようにだけ注意してください。
基本は「筋トレの日の後ろに足す」が、最も続けやすい形です。
まとめ
トレッドミルは「前か後か」ではなく、目的で置き場所が決まるだけです。
筋トレの質を守りたいなら前は短く、脂肪燃焼や体力アップを狙うなら後に足す。
迷ったらまずはこれでOKです。
前5分+筋トレ+後10分(軽め)。
続けられるやり方がいちばん強いです。
今日が人生で一番若い日です。素晴らしい一日になりますように!
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