タンパク質は“いつ”が効く?朝・昼・夜の最適バランス

こんにちは。山梨県甲斐市のフィットネスジム オレンジフィットネス オーナーの北村です。
「タンパク質は足りているけど、タイミングまで考えていない」という声をよく聞きます。実は、“どれだけ”より“いつ・どう分けるか”で、筋合成・体調・満腹感の効き方が変わります。今日は朝・昼・夜の最適バランスを、現場で使っている実践パターンでまとめます。


結論:1日の“均等配分”が強い(朝・昼・夜=同じくらい)

  • 体重1kgあたり 1.2〜1.6g/日 を目標(例:体重60kg → 72〜96g/日)。
  • これを3〜4回に均等配分(例:朝25g/昼25g/夜25g/トレ後15g)。
  • 朝の一発目がカギ:夜間の“絶食明け”で、筋分解を止めやすい。

朝:筋分解ストップ&代謝のスイッチを入れる(目安20〜30g)

おすすめコンボ(忙しい朝でも速攻)

  • ギリシャヨーグルト150g+プロテイン(水or牛乳)1杯
  • 卵2個納豆1パック+味噌汁(豆腐)
  • プロテインバナナ(トレ前に歩く/走る人向け)

ポイント

  • 起床〜2時間以内に20〜30g
  • 炭水化物を少量添えると吸収・パフォーマンスが安定。
  • 朝食抜き派はまずプロテイン1杯からでもOK。

昼:午後の集中力とトレ前の“弾”を装填(目安25〜30g)

外食・コンビニの現実解

  • 鶏むね/サラダチキン+おにぎり1個+カットサラダ
  • 鮭弁当/焼き魚定食(できればご飯は小盛〜普通)
  • そば+ゆで卵2個 or 厚揚げを追加
  • プロテイン+おにぎり(移動日や会議が詰まる日)

ポイント

  • たんぱく質が主役になるメニューを先に決め、炭水化物を調整
  • トレーニングが夕方〜夜なら、ここで消化に重すぎない選択を。

夜:回復と睡眠の質を両立(目安25〜30g)+就寝前に5〜15g

夜の構成

  • 魚(鮭・サバ)/豆腐/卵/鶏むねを主菜に。
  • 炭水化物は少し控えめにし、野菜・海藻・きのこでボリューム。
  • 就寝30〜60分前にプロテイン5〜15g or 高たんぱくヨーグルト少量。
    → 夜間の合成をゆるやかに維持し、空腹で目覚めにくい。

ポイント

  • 脂質の多い揚げ物・こってりは就寝3時間前までに。
  • 飲酒は量を控えめ(合成が落ちやすい)。

トレーニング前後の“+α”で差をつける

トレ前(60〜90分前)

  • 軽食で10〜20gプロテインバナナ等)。
  • 胃に残らない量で、動きやすさ優先

トレ後(30〜60分以内)

  • 20〜25g(ホエイプロテイン等)+水分・電解質
  • 食事まで間が空く日はプロテイン→1時間後に普通食が楽。

1日の“配分サンプル”(体重60kg・目標90g/日)

  • :ヨーグルト150g(15g)+プロテイン1杯(20g)=35g
  • :鶏むね150gの定食(およそ30g
  • :鮭切り身100g+冷奴半丁(20g
  • 就寝前:プロテイン半杯(5g
    → 合計 90g。忙しい日は昼 or 夜をプロテインに置換で調整。

よくある質問(リアル相談から)

Q. 年齢が上がると、量は増やすべき?
A. 目標は1.2〜1.6g/kg。シニアでも分けて摂るのが大事。消化が重い場合は回数を増やし1回量を減らす

Q. プロテインの種類は?
A. 迷ったらホエイ。乳糖が気になる人はアイソレート、夜はカゼインも相性が良い。

Q. 食事で足りない日は?
A. 間食で10〜15gを追加(プロテイン、スティックチーズ、サラダチキン、ゆで卵など)。


まとめ

タンパク質は“何g”だけでなく**“いつ・どう分けるか”**が効率を決めます。
朝でスイッチ/昼でパフォーマンス/夜で回復+就寝前に少し
まずは1週間、均等配分を試してみてください。体の軽さが変わります。

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